1.朝は起こすべき?そのまま休ませるべき?

朝、何度声をかけても起きてこない。
やっと目を開けても「頭が痛い」「体がだるい」と言って、また布団に戻ってしまう。
学校の時間が近づくと、親御さんも焦ると思います。
ここで起こさないと昼夜逆転するのではないか。
このまま休ませていたら、学校へ戻れなくなるのではないか。
心配になって何度も声をかけ、親子喧嘩になることもあります。
そのまま寝かせていると、13時頃まで起きてこない…
夕方になると少し元気になり、スマートフォンを見て楽しんでいる。
そんな姿を見ると、「朝も頑張れば起きられるのでは?」と思ってしまうこともあるでしょう。
当院でも、起立性調節障害のお子さんを持つ親御さんから、朝はどうしたらよいのかとよく相談されます。
体調がすごく悪い朝に、無理やり布団から出す必要はありません。
ただ、毎朝まったく声をかけず、本人が起きるまで寝かせておく、ということでもないと思います。
まずは普段と同じくらいの時間に、一度声をかけてみます。
すぐに立たせるのではなく、目を開けられるか、上半身を少し起こせそうか、その日の様子を見ます。
難しそうなら少し時間を置き、もう一度声をかけます。
毎朝同じようにはいきませんので、その日の状態を見ながらで大丈夫です。
2.なぜ朝起きられない状態が続くのか?

起立性調節障害では、朝に血圧や心拍数の調整がうまくいかず、頭痛や立ちくらみが出ることがあります。
体が重く、起き上がるだけでしんどいお子さんも多いです
午前中、ほとんど動けなくても、午後になると少しずつ楽になるケースも多いです
夜に元気になってくると、周りからは「学校へ行きたくないのでは?」と見られがちです。
本人は学校へ行こうと思っていても、朝になると体が動かないことがあります。
朝に強く起こされることが続くと、「明日も起きられなかったらどうしよう」と考え、夜に眠れなくなる子もいます。
眠る時間が遅くなれば、次の日の朝はさらに起きづらくなります。
学校を休む日が増えると、勉強の遅れや友達のことも気になってきます。
学校のことを考えただけで、頭痛や腹痛になることもあります。
体調が悪くて学校を休み、そのことが不安になって夜に眠れない。
また翌朝も起きられない。このような状態が続いている子も少なくありません。
朝起きられない中学生・高校生にみられる症状については、次のページでも詳しくご紹介しています。

関連記事京都で朝起きられない中学生・高校生へ|頭痛・倦怠感・不眠のご相談
3.当院がほかの整体院と違うところ

未來堂では、整体をして終わりにはしていません。
私は整体師ですが、公認心理師と言語聴覚士(リハビリ専門職)の資格も保有しています。
首や肩、背中などの状態を見ながら施術を行い、学校へ行けない不安や勉強の遅れについても話を聞いています。
起立性調節障害の子どもの中には、学校へ戻りたいと思っているけれど、体調や不安のために動けない子がいます。
そういう状態のときに「とにかく学校へ行こう」と言っても、本人は余計にしんどくなります。
最初から毎日登校することだけを目標にはしません。
朝に少し早く目が覚めた。昼から外へ出られた。
学校の課題が一つできた。
本人や親御さんと話しながら、こうした変化も見ていきます。
本人が外へ出られない場合は、最初は親御さんだけでも構いません。
起立性調節障害と不登校については、起立性調節障害で不登校になる本当の原因とはにも書いています。

関連記事起立性調節障害で不登校になる本当の原因とは
4.改善事例|6か月ぶりに登校できた中学1年生
中学1年生の男子です。
頭痛や腹痛などの体調不良が続き、夏休みが明けてから学校へ行けなくなりました。親御さんも、どう対応すればよいか分からず、当院へ相談に来られました。
施術は、体に負担の少ない方法で行いました。本人は施術を受けるたびに「楽になった」と話していたそうです。
通院を続けるうちに頭痛や腹痛が少しずつ減り、親御さんから見ても、以前より元気になっているのが分かるようになりました。
学校へ戻ることについても相談しながら進め、約6か月ぶりに登校できるようになりました。
親御さんからは、体のことだけでなく、本人の気持ちや学校のことも相談できたのがよかったと感想をいただいています。
※保護者さんからいただいたご感想をもとに掲載しています。施術やカウンセリングによる変化には個人差があります。
5.当院で行っていること
自律神経を整える無痛整体

起立性調節障害の子どもの体を見ると、首や肩、背中、お腹などに力が入っていること多いです
当院の整体は、強く押したり、無理に体をねじったりするものではありません。
軽く触れる程度の施術で、その日の体調を見ながら進めます。
体に触れられることが苦手な子は、最初に言ってもらえれば大丈夫です。
睡眠と朝の起き方を確認します
何時に布団へ入っているかだけでなく、実際に眠る時間や、朝にどのような症状が出ているかをお聞きします。
朝は急に立たせず、まずは上半身を起こしてみる。
座った状態で少し様子を見る。
その子に合った起き方を一緒に考えます。
夜に眠れない状態が続いている場合は、昼寝や日中の過ごし方も確認します。
普段の食事をお聞きします
朝食を食べられない、食事量が少ない、パンや麺類だけで済ませることが多い子もいます。
糖質過剰で、起立性調節障害を悪化させているケースも多いです。
細かな食事制限をするわけではありません。
自律神経を整える為に、タンパク質、鉄分、ビタミンB群を意識した食生活が大切です。
普段何を食べているのかを聞き、ご家庭で変えられそうなところがあればお伝えします。
本人の気持ちや再登校について相談します
欠席が続くと、「勉強が遅れてしまった」「今さら学校へ戻りにくい」と考える子もいます。
本人が何を心配しているのかを聞き、今の体調でできそうなことを探します。
午後から登校する方法もありますし、放課後に先生と話すところから始める子もいます。
毎日学校へ行くことを、最初から求めることはありません。
当院の施術については、京都周辺で起立性調節障害にお悩みの方へをご覧ください。
6.よくあるご質問
毎朝、決まった時間に起こしたほうがよいですか?
普段と同じくらいの時間に、一度は声をかけてみてください。
すぐに立たせなくても大丈夫です。返事ができるか、上半身を少し起こせるかを見ます。
難しそうなら少し時間を置いて、もう一度声をかけます。大きな声で何度も起こしたり、布団から引っ張り出したりする必要はありません。
昼まで寝かせても大丈夫ですか?
体調が悪く、午前中に起きられない日もあります。
ただ、毎日昼頃まで眠っていると、夜に眠れなくなることがあります。起きられる日は少しずつ時間を整えていきますが、急に早める必要はありません。
夜は元気なので、怠けているように見えます
起立性調節障害では、午前中に症状が強く、午後から体調が楽になることがあります。
夜にスマートフォンを見ていたからといって、朝も元気だったとは限りません。朝に頭痛や立ちくらみがなかったか、本人に聞いてみてください。
学校は休ませたほうがよいですか?
頭痛や立ちくらみが強く、座っていることも難しい日に、無理に登校させる必要はありません。
昼から少し楽になる場合は、午後から登校する方法もあります。保健室や別室で過ごせるか、学校と相談してみてもよいと思います。
子ども本人が来院を嫌がっています
最初は親御さんだけでも大丈夫です。
これまでの経過を聞き、朝の声のかけ方や家庭での過ごし方について相談します。本人を無理に連れてくる必要はありません。
起立性調節障害と診断されていなくても相談できますか?
診断を受けていない方もご相談可能です。
7.京都で起立性調節障害に悩んでいる親御さんへ

朝起こしたほうがよいのか、今日は休ませたほうがよいのか。
毎朝のことなので、親御さんも疲れると思います。
その日の体調によって対応は変わりますし、毎回うまく判断できなくても仕方ありません。
朝起きられない状態が続いている。頭痛や腹痛があり、学校を休む日が増えてきた。
そのような場合は、これまでの経過を聞かせてください。
当院は京都市下京区烏丸五条にあり、京都市営地下鉄五条駅から徒歩5分です。
本人が来られない場合は、親御さんだけでも相談していただけます。
起立性調節障害について相談する
お子さん本人が来られない場合は、親御さんだけでもご相談いただけます。
※施術やカウンセリングによる変化には個人差があります。

